私が小学低学年のころだから
昭和30年頃だろうか?
長兄が結婚することになりお嫁さんが我が家に来ると言う
その日(結婚式)は秋だったか、、、?
結婚式ではなく、、飯食い(めし食い)だったか(結婚式より簡素なこと)
暑い日ではなく又寒い冬でも無かった記憶がある
日本の北にある小さな村のことである
吉日のその日
お嫁さんが我が家に来ると言うので朝から近所の女たちは
真っ白い割烹着を着て集まっていた(ご馳走を作るため近所総出である)
子どもたちもウキウキワクワクして落ち着かない
日常とは違いちょっと可愛い服など着せてもらっていた
母達からは一丁来の服を(一枚しか無い)汚しはしないかとハラハラしながらも
嬉しさは隠しきれない様子で見守るながら
ご馳走作りに精を出す
お煮しめ、きんぴら、天ぷら、ホテとサラダ、けんちん汁
お赤飯から祝い餅やら饅頭とあらゆるご馳走でおもてなしをするのだ
いい匂いが当たりを漂い一層お腹の虫が騒ぎ出す
そのうち
いよいよ男衆がお嫁さんが近くまで来ている事を知らせに来た
さあ〜
たいへん 子どもたちの集団(5、6人)が割れ先に木戸口を走りだし迎えに行く🏃♀️🏃♀️
村道?いや林道だったかもしれない(クルマなど無い時代だ)
曲がりくねった道の坂下から現れたのが
馬にまたがって🐎いるお嫁さんだ👰♀️
黒い着物を着て(模様はあったような気がするから今で言う江戸妻のようなものかも?)
頭には日本髪に白い角隠し
馬も首から華やかなオビ状のモノ🇲🇰をぶら下げている
お嫁さんは横座りし白い足袋の間から白い肌がチラチラ見える
(下駄は履いていたのか?記憶はなく足袋の白さだけが目に焼き付いている)
お嫁さんの顔見たさに🫨子どもたちは騒ぐが
恥ずかしそうに下を向くばかりで顔は見れない
集まった子供たちは男衆からお土産(お菓子)をもらい駆け回るのだった
ここぞとばかりにご馳走が並べられた座敷には一晩中歌や踊りの宴会が
続く一晩中なのだ
子供たちも寝静まり踊りや歌と賑わい夜もふけた頃
いつともなく新郎新婦は別室に引き上げていくのだ、、
ニヤニヤした男ども😁は更に賑やかに騒ぎ出し宴会は続くのだ
朝まで続いた宴席も日が登る頃には酔いつぶれ座布団にひっくり返っているものも
いたりするのだ
そんなな光景が遠い記憶の底に眠っている
むかし〜〜遠い記憶でした
最後までお読みいただきありがとうございます♪